同居人のPCなどで自分のGoogleアカウントを使い、後からログアウトし忘れたことに気づいた場合は、自分の端末からログイン状態を見直せます。ただし同じ端末名で複数のセッションがあれば、一つだけログアウトして終わりとは限りません。Googleの案内をもとに、一覧の読み方と確認順を整理します。
同じ名前が二つあっても、PCが二台とは限らない
セッションは、ブラウザやアプリなどからアカウントにログインしている期間です。一台でも複数のセッションができ、同種の端末の表示が複数ある場合には、別々の実機である可能性もあります。出典:セッションとは
そのため一覧の件数だけで、誰かが使ったとも、自分のPCだけだとも断定しません。私的な検索やメールを扱った後なら不安になりやすい画面ですが、まず自分が使ったブラウザ、利用時期、借りた端末を思い出し、表示の詳細と照合します。他の人のアカウントを開いて確認する必要はありません。
表示時刻を「その人が操作した時刻」と読まない
Googleによると、一覧の時刻はGoogleとの最終通信を表し、バックグラウンド同期も含みます。自分が画面を触った記憶より新しい時刻でも、それだけで人の操作を示すわけではありません。出典:表示される時間の意味
たとえば「昨日20時に借りたPCを閉じたのに、21時と表示される」という仮想例では、時刻差だけから相手がメールを読んだと結論づけられません。ログインを残す必要がなければ、そのアクセスを終える判断と、何が起きたかの推測を分けます。
自分の端末からログアウトする手順
パソコン版Gmailの公式ヘルプは、離れたデバイスからログアウトする手順を案内しています。出典:使用していないデバイスからログアウト
- 自分のGoogleアカウントを開き、対象のメールアドレスを確認する。
- 「セキュリティとログイン」から「お使いのデバイス」「すべてのデバイスを管理」へ進む。
- 終了したい端末・セッションを選んで「ログアウト」を実行する。
- 対象の端末名に複数のセッションがある場合は、それぞれ確認してログアウトする。
最後に一覧へ戻り、対象の表示を見直します。Googleはログアウトしたものに「ログアウト済み」と表示すると説明しています。表示が残っているかどうかと、ログインが続いているかどうかは別に読みます。出典:デバイスの確認
三つの場面で、終わり方が違う
次は編集部が作った判断例です。実在の端末や利用履歴を調べた結果ではありません。
| 場面 | 確認すること |
|---|---|
| まだ借りたPCの前にいる | 自分のGmailのプロフィールからログアウトする。複数アカウント利用時は表示される対象も読む |
| PCを返した後で気づいた | 自分の端末からデバイス管理を開き、対象セッションを終了する |
| 見覚えのない端末や操作もある | 単なる利用後の整理と決めつけず、公式ヘルプ内のアカウント保護手順へ進む |
一行目はパソコン版Gmailの操作、三行目は不審な端末がある場合のGoogleの案内に対応しています。
本稿で確認したのはアカウントのログイン状態です。PCに保存したファイルまで遠隔ログアウトで消去した、と報告できる手順ではありません。また、相手が認証情報を引き続き使える状況の解消まで、ログアウト一回で完了したとは考えません。今回は公開ヘルプによる机上調査のみで、実アカウントの操作は行っていません。